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不動産売却時の固定資産税の清算

不動産を売却した後には、固定資産税の清算をおこなう必要があります。固定資産税は、その年の1月1日の段階で不動産を所有している人が、1年分を支払うことになります。そのため、たとえば1月2日に売却した場合、たった1日しか所有していなかったとしても、固定資産税を支払うことになるのです。これでは不公平なので、売却時には清算がおこなわれるわけです。清算では、まずはもとの所有者が1月1日から何日間所有していたのかを数えます。その上で固定資産税の日割り計算をおこないます。そして支払いすぎとなる税金を算出し、それを新しく所有者となった人が、もとの所有者に支払うのです。そうすることで、もとの所有者と新しい所有者とが、公平に固定資産税を支払ったことになります。

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